もっと知りたい経皮毒のこと




●食品に含まれる有害物質と皮膚から吸収される経皮毒との違い
食物は重要な栄養源であるとともに人の体にとっては毒となるものを含んでいることがあります。ですから人は生まれついて、胃や腸で吸収された有害物質を肝臓の酵素によって解毒するという機能をもっています。実に90%以上もの有害物質が解毒・分解されて便・尿・汗として排出されています。ところが、皮膚から吸収される経皮毒の場合は、肝臓を通らないので解毒されることがありません。血液やリンパ液に入ったものは少しずつ尿や汗と一緒に体の外へ出て行きますが排出にはとても時間がかかります。
食物として摂取する量と比べると皮膚から吸収される科学物質はごくわずかですが、解毒・排出されにくいと言うことを考えると、できるだけ有害な物質に触れない、使用しないことが大切です。

●どんな化学物質が経皮毒になるか?
分子量が小さい、つまり分子の粒が小さい化学物質ほど吸収されやすいといえます。皮膚の表面は皮脂と呼ばれる油分で被われているので脂に溶けやすい性質をもったものほど吸収率が高くなります。
洗剤や化粧品に含まれる石油から作られた化学物質は分子量が小さく脂に溶けやすい性質を持っていすので、とても吸収されやすいのです。
ときには肌を健康に保つために添加される薬効成分よりも有害な石油化学物質成分方がより多く吸収されてしまうことがあります。
素肌につけている金属製のアクセサリーや殺虫剤や農薬、洗濯物にすすぎのこされた洗剤なども、まれに経皮毒になることがあります。
皮膚にふれる全てのものが経皮毒になる可能性をもっています。

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