古くから活用されてきた民間薬草

古くから活用されてきた民間薬草

古くから活用されてきた民間薬草

民間薬草の期待される効果

■ドクダミ(ドクダミ科)

●利用部位:全草(葉・茎・根など)
●期待される効果:解毒、排膿、便秘、抗菌、制菌、消臭、血管強化など

 

毒出しの薬草の王様といったら、ドクダミをおいて他にありません。
「重薬」「十薬」とも書かれるドクダミは、日本オリジナルの薬草です。
どこでも生え、しかも繁茂するのでやっかいに思っている人も多いでしょう。
しかし、ドクダミの効果を知れば見る目が変わっていくかも知れません。
 そもそも、ドクダミは「毒矯」(どくだめ)と書きます。「矯」は矯正する、直すと言う意味です。
毒を矯正する、消すなどと言った意味があり、その役目を担ってきた薬草なのです。
 古くから、抗菌、制菌作用が強いことが知られ、白癬菌、ブドウ球菌なども抑える事ができると活用されてきました。

便秘などにも使われますが、これらには煎じ液を活用します。

乾燥した葉は、一日に10?15gを600?800ccの水で30?40分ほど煎じてお茶代わりに飲みます。
ヨモギなどの他の薬草も混ぜると良いでしょう。
この他、生薬には消臭作用があり、トイレ、冷蔵庫などに数枚の葉を置くと効果的です。
また、外用として毒出しに使う場合は生薬でなければいけません。
絞り汁には、消膿消炎作用があり、排膿、蓄膿症、湿疹、痔などにも活用できます。
 さらに近年、注目されているのが、毛細血管を強くし動脈硬化を予防する働きがあるといわれています。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病の要因の一つに血管の老化があげられるわけですが、それを予防してくれると言われています。ドクダミは、日本の民間薬の代表的なものです。

 

■オオバコ(オオバコ科)
●利用部位:全草(葉・根など)種子
●期待される効果:鎮咳去痰、胃腸病、眼病、利尿など

 

とても解毒作用の強い薬草で車に踏まれても生えてくることから「車前草」「車前子(種子)」と呼ばれ、その生命力はとても強いです。
オオバコは、鎮咳作用、去痰作用、特に眼病に関係する消炎作用が期待できます。
 他に、胃カタル、十二指腸潰瘍、動脈硬化の予防効果があると注目をあびています。

 

■クズ(マメ科)
●利用部位:根(葛根)、花など
●期待される効果:風邪、発汗、解熱、解毒、下痢止めなど

 

酒毒を消す効果が非常に強い植物と知られ、秋の七草のひとつです。
葛の花の乾燥したものを6?15gを300?400ccの水で煎じて飲むと酒毒を消してくれます。
根部分は葛根として知られますが風邪の熱や毒をとり、また根からでん粉質が採取でき薬草のみならず食品としても広く活用されています。

 

■ツワブキ(キク科)

●利用部位:葉、茎、根など
●期待される効果:魚毒消し、化膿、湿疹、打撲、毒下し、痔など

 

魚の毒を消す効果が高い薬草です。
葉も根も使えますが生の葉を絞って一回に50cc以上飲むと魚の毒が消えます。
根であれば乾燥したものを10?20gを400ccの水で3分の1くらいになるまで煎じて飲みます。
化膿、湿疹、打撲などには生葉の汁を塗ったりあるいは、葉を火であぶって貼るのも良いでしょう。
毒下しにも痔にも良いです。
乾燥葉10gを200ccで煎じた液で患部を洗います。春先の若い葉柄は灰汁抜きした後に煮物やおひたし、佃煮などにも活用できます。

 

《その他毒消しの植物》
●茵陳蒿(インチンコウ=カワラヨモギ)・・・肝臓の機能を高めます。

 

●ハトムギ(?苡仁)・・・健胃、解熱、利尿、解毒の効果があり、慢性胃腸病、かいよう、下痢、リューマチ、神経痛などの痛み、水腫、こしけなどに効き目があり、イボとりや美肌保全にも内用します。

 

●黒豆(マメ科)・・・毒消し。農薬などの薬物中毒、熱を持った毒には黒豆30?60gを煮て食べたり、煎じて汁を飲むと良い。

 

●ゴボウ(牛蒡根)・・・種子や根は消炎、解熱、解毒、利尿薬として使われる事が多い。

 

●ボウフウ(防風)、生姜、シソ(紫蘇葉)・・・解毒薬草として使われます。刺身のツマとして良く添えられていますが一緒に食べると魚毒(中毒)予防と言う理由があります。
また、漢方で肥満に使われる「防風通聖散」がありますがこれは、防風の根を使ったものです。

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