腸内環境を整えよう

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腸内環境を整えよう

《有益菌を増やして、最大最強の免疫器官・腸を健康にする》
●免疫力が弱いと感染症や癌になりやすい
私たちの身の回りには、健康をおびやかす物質がたくさん存在しており、空気中にはホコリや花粉が飛散しています。

 

食べ物も安全なものばかりではありません。細菌やウィルスはいたるところにあるのです。

 

だからと言って、こうした有害物質の攻撃を常に意識して身構えて生活しているという人は少ないと思います。
多くの人は、このような物質がどのように体に影響を与えるかについてはあまり知りません。
そして、知らず知らずのうちに体内に病原性の細菌やウィルスを侵入させてしまいます。
その結果、体はダメージを受け時には生命も脅かされることもあります。

 

こうした有害物質の攻撃に対して抵抗する力を免疫といいます。
免疫というのは本来、外から入ってくるもの(非自己)を全て除くシステムです。
自己と非自己を区別し、自己が攻撃しないで自己にダメージを与える非自己を排除します。
そのため、免疫が働けば有害物質の侵入を防ぎ、もし侵入してきてもその攻撃を抑え体がダメージを受けるのを防ぎます。

 

しかし、免疫力が弱いと有害物質の侵入を許し、感染症や癌などになりやすくなります。
また、免疫の働きが異常になり自分を攻撃するとアレルギーや自己免疫疾患と言った病気にかかってしまうと事もあります。
●腸管は最大最強の免疫器官
体の中で免疫の働きに関係している器官は、骨髄、胸腺、リンパ管、リンパ節、脾臓、腸管免疫系などです。
このうち、最大にして最強の免疫器官は腸管です。

 

その理由は、
・人間の腸管は全長約7m、内面にひだがあり広げるとテニスコート一面分の面積になります。
腸管には消化吸収のための細胞だけでなく、神経細胞も存在しており、その数は一億個にものぼるそうです。
これは、脳以外に分布する神経細胞のおよそ半分にあたります。
また、免疫系全体の60%以上のリンパ球や抗体が腸管に集中しています。

 

・生物は一本の管からなっているという発生学的な見方からも腸管免疫系の重要性を示します。
この管とは腸管を意味していて、食べ物が管、すなわち腸に入ってくるとそのうち必要なものだけが取り込まれてカスは排泄されます。
こうした、営みこそ生物の基本的な姿であると発生学では考えるのです。

 

つまり、生命を維持するには欠かせない食べ物を腸管は体にとって有効な形で取り入れています。
腸管は食を体内に取り入れる入り口であり、それを全身に運ぶのが血管ということになります。

 

●腸管免疫系が免疫力の強化のポイント
前述の考えに照らし合わせると、入り口である腸管が炎症を起こせば体にとって有益なものだけでなく、
細菌やウィルスなどの有害なものが体内に入り込みそれが血管を通して体内に運ばれ生命に危険を及ぼすことになりかねません。
そこで、血管を流れる血液細胞が免疫細胞に進化して、これが腸管に存在し細菌やウィルスの侵入を防ぐようになったとされています。つまり、生物の免疫系は腸管で生まれたということです。

 

腸管が免疫システムの重要な位置を占めていることは日常でも実感できると思います。
たとえば、食中毒をはじめ感染症の大半が腸管から感染することが多いと思います。
感染するかどうかは、腸管免疫系の働きの強いか弱いかに深く関係があるのです。
つまり、さまざまな病気を防ぐには免疫力を高め、そのためには最大最強の免疫器官、腸管免疫系の働きを強化することがポイントです。

 

●腸内免疫系と腸内細菌の存在
生命の維持に欠かせない食物も体にとっては異物なのです。
ところが、腸管免疫系は体にとって安全な食品や有益な細菌と有害な病原菌を識別し、前者は受け入れ後者は排除する複雑なしくみ(経口免疫寛容)を備えています。
この仕組みが毎日大量に摂取される食品に対して免疫反応がおこらないようにしているのです。

 

しかし、過敏な免疫反応、いわゆる食品アレルギーを起こすこともあります。
多くはこの反応を抑えて食品を安心して食べられるようにこの仕組みが働いています。

 

この経口免疫寛容が正常に働くために不可欠なのが腸内細菌です。
腸内細菌は人間の場合、ビフィズス菌、ラクトバチルス菌、バクテロイデス菌、大腸菌、腸球菌など数百種類におよび、総数で100兆個、重さは1kgほどになるそうです。

 

これほど多くの腸内細菌の全てが体にとって有益であるわけではありません。
ビフィズス菌やラクトバチルス菌は体にとって有益な働きをしている有益菌ですが、大腸菌は病原性があることで有名です。
腸内細菌の中で最も多いとされるバクテロイデス菌は時と場合によって病原性を発揮する日和見(ひよりみ)菌です。
つまり、腸内細菌は有益なものと有害なものが混在しているのです。

 

では、どうして有害な細菌が免疫の働きによって排除されず腸内にとどまるのでしょうか?
この点については、有害といわれる細菌も腸内では免疫反応を起こすような悪さをしておらず侵入を企てる病原細菌を排除するのに一役かっているのではと考えられています。
また、なかには何らかの特別な物質を持っていて自分に対する免疫反応を抑えるような働きかけをしている細菌もあるかもしれません。
いずれにしても、それぞれの細菌が腸内で平和的に共存していると思われます。

 

腸内細菌が平和的に共存している言ってもその形には個人差があります。
腸内細菌が大腸の中にある状態を腸内フローラ(花畑の意)といいますが、このフローラの様子はひとりひとり異なり、綺麗な花、目立たない花など入り混じり人それぞれの花畑を作っています。
その形は生まれつき決まっている部分もあればその後の生活習慣で決まってくる面もあり、この個人差が病気のなりやすさとなりにくさになって現れます。

 

一般的に、良いといわれる腸内フローラは、ビフィズス菌やラクトバチルス菌がその人にとって十分なだけ住み着いている状態です。
この腸内フローラが健全な状態なら腸内免疫がうまく作動し、感染症や、癌、アレルギー、自己免疫疾患などにかかりにくくなるのです。

 

●有益菌を増やして腸内環境を整える
腸内環境の状態を見るに自己診断法は便を見ることです。
硬すぎたり、軟らかすぎないバナナ状の便が毎日あるいは一日おきに出るかどうか。
また、お腹がはったりガスがたまったりしないかと言ったことも目安になります。

 

【腸内環境を整える方法】
1.有益菌は食べられて増えることができて、有害菌は食べられないようなものを腸内フローラに餌としてあたえること。(プレバイオティクス)
2.有益菌そのものを外から補充すること(プロバイオティクス)

 

プレバイオティクス・・・(代表的なもの)オリゴ糖
オリゴ糖は、大豆からつくったきな粉、タマネギ、ごぼうなどいろいろな食材に含まれています。
体に入るとビフィズス菌やラクトバチルス菌などの有益菌の餌になります。
他の菌がオリゴ糖を食べることができないので増えることがありません。

 

プロバイオティクス
腸内由来の細菌。体に良い影響を与え生きて大腸まで届くことが条件でしたが、細菌は腸内由来の細菌以外の微生物でも、また、生きて大腸に届かなくても体に良い影響を与えることも多いといった事実が明らかにされています。
そのため、プロバイオティクスをどの程度厳密に定義するべきか研究者の間でも意見が分かれているようです。

 

プロバイオティクスとして良く知られているのはビフィズス菌、ラクトバチルス菌などこれらを添加したヨーグルトが店頭でよく見られます。

 

●自分にあった有益菌を減らさない
同じ菌でも人それぞれ働きが違うことがあるということです。
ひとりひとり免疫系のタイプが異なるように菌の作用の仕方が違います。
したがって、どの菌が添加されたヨーグルトがよいかはいろいろ試してみるのが良いでしょう。
一定期間試してみて、調子が良くなればその菌が自分にあっている菌だということです。
あまり変化がなければ合っていないといえます。

 

また、どのくらいの量が必要かも個人差があるので有益菌を絶えず一定量に保ち腸内環境を整えるには毎日200g程度は摂取する必要があるでしょう。

 

●腸内環境を乱す原因
免疫系の働きはさまざまな原因で低下します。
主な原因は下記の通りです。

 

・食生活
・加齢
・ストレス
・環境物質

 

食生活では動物性脂肪の取り過ぎ、たんぱく質の摂取不足、ビタミンA、C、Eの不足、亜鉛やセレンの摂取不足などが直接の原因です。
また、エネルギー量の不足などが必要量に満たない場合も免疫系に悪影響を及ぼします。

 

加齢とともに免疫力が低下するのは、高齢者ほど癌や感染症にかかりやすいことからもわかります。
免疫力がもっとも強いのは20歳前後で、その後は年齢とともに低下していきます。

 

ストレスも免疫系の働きを抑えます。
気持ちが落ち込むと免疫力が低下し、風邪をひきやすくなる経験をされた方も多いのではないでしょうか?

 

さらに、私たちをとりまく環境にはさまざまな物質があり、工業用化学物質、農薬、環境ホルモンなどが体内に入ると免疫の働きは抑えられいろいろな病気にかかりやすくなると言われています。

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