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砂浴
中国のウイグル自治区やエジプトのナイル河畔では古くから砂にもぐり病気を治すということがされてきました。
砂には全身の毒素を吸い出し、心身を浄化するという働きがあります。
ただ砂にからだを任せ、太陽と大地のエネルギーをいっぱい浴びて元気になること。それが砂浴(砂療法)の目的です。
■民間療法としての砂浴
太陽のエネルギーをため込んだ砂を浴びることによって、新陳代謝が活発になり体の中の毒素が皮膚の毛穴から排毒されていきます。
また砂浴は、汗や便、尿などの排泄機能を活発にしてくれます。
私たちは肺や胃や腸などから栄養や空気を体内に取り入れています。
そして呼吸や尿・便・汗などとなって不要なものを排出して循環させています。
ところが、空気汚染や食品添加物、あるいは仕事や人間関係のストレスなどにより排泄しきれない毒素が体内に蓄積してきます。
本来ですと肝臓や腎臓がこうした毒素を解毒したり排泄したりするのですが、現代社会の中でついつい溜め込みすぎ、
それが糖尿病やガン、肝臓病、胆石や子宮筋腫などさまざまな疾患の副因になってきています。
肺・腎臓・腸・皮膚の4大排泄機能をフルに活性化させ、体の中から毒素を排泄させるのに効果的な民間療法。それが砂浴です。
●砂浴を体験できるところ
砂浴に適した場所は、自然に恵まれて近くに草木が多い場所にあり、きれいで砂の種類が単一ではなくさまざまな鉱物で構成されていることが、力のある良い砂の条件です。
例えば、真っ白な砂浜では砂の力が弱く、火山があるハワイのようにいろいろな種類の砂が含まれている所はとても力があると言われています。
砂のある場所も注意が必要です。
砂が湿った水際ではなく、乾いていて草木の近くの砂場がおすすめです。
砂浴を続ける時間は砂の強さによっても異なるといいます。
砂浴のメッカである猪苗代では続けて1〜2時間くらい。
砂に力があるのでそれ以上埋まっていると体が辛くなるそうです。逆に砂の力が緩やかなところでは長い時間続けられるそうです。
猪苗代では、砂浴を体験させてくれるグループや砂浴体験ができるペンションというのもあるそうです。
他には千葉県九十九里、愛知県三河湾内、鹿児島県などに砂浴ができる民宿があるそうです。
もちろん、砂浴はどこでやってもいいのですが、温泉の砂は長く入っていられない、
山の砂は反応が激しく長時間入っているのはきつい、
沖縄の砂は珊瑚の単純な砂が多く、あまり砂浴には適さない、などの特徴があるようです。
【砂浴の方法】
1.季節と天候
5〜10月で日差しがあり気温が23〜24度以上の暖かい日であれば砂浴ができます。
真夏は、日中の気温が30度を越えるので、朝方や日差しが和らいだ夕方の時間帯がよいでしょう。
2.入るときの服装
砂に埋まるときの服装は、男性はパンツ1枚、女性はパンツにタンクトップなどあまり体を締め付けないものを身につけると良いでしょう。
肌を出していても服を着ていても効果はさして変りません。
3.埋まり方
砂を浅く掘り、頭のところを少し高めにします。
仰向けに寝て首から足の先まで体を覆うくらいに砂をかけます。
砂をたくさん掛けても効果は変りません。かえって苦しい事もあるので気持ちの良い程度に砂をかけます。
胸が圧迫されるような感じだったら胸の砂を除くか両腕を砂の外に出すと楽になります。
少し気温の低いときは、上半身を暖かくして下半身だけ砂に埋まっても良いでしょう。
4.時間
砂に埋まる時間は、体調や砂の質によっても変ってきます。
浄化力のある砂は、反応が強く、長い時間埋まっていられな事があります。
せっかく砂浴にきたのだからと無理をする人もいるようですが気持ちが良いと思える範囲にしておきましょう。
5.用意するもの
着替え、水筒、スコップ、パラソル、サンダル、タオル、帽子
6.注意すること
汗がたくさんでますので水分補給をしましょう。
また、砂浜は直射日光が強いので日よけ対策は万全にしましょう。